「山椒は小粒でもピリリと辛い」ということわざがありますね。山椒が小粒でも非常に辛いことから、身体が小柄でも非常に能力が高く鋭いことを指しています。
「山椒」といえば子供の頃のワタクシ的にはうなぎに付いてくる不思議で苦手な粉でして。その後も薬味などで少しでてくる程度の認識で、さほど重要視していなかった自分が悔やまれています(笑)
さんしょうは英語でも「 Japanese Papper 」といいます。日本の「スパイス」だったのですね。
さらに、「カレーに入れるとおいしい」と聞いてさらに衝撃をうけました。実際にちょっと入れても美味しい!!「カルダモン」「クローブ」などに似てはいますが、独特なしびれる爽快感。思えばこんなにオリジナリティーの高い「山椒」はまさしく世界に誇る日本のスパイス!!
山椒は、「うなぎの薬味」だけではなく「麻婆豆腐」などにも使えますが、それだけではありません。
「肉の山椒炒め」や「クラフトジン」「山椒の実のハイボール」等、続々日本の文化を成熟させるような展開になっていて、ファンのわたくしとしては喜ばしい限りです。
ちょっと高価なんだなあ、そこが玉にキズ。
最近では中華を作るときは花山椒や青山椒を使ったり、山椒油を使ったりしていますけれども、やはそれぞれ特徴があって違います。
山椒は、①「山椒の葉」と、②「山椒の実」と、③「山椒の実の皮を干したもの・それを粉にしたもの」があります。
ここでは山椒のパウダーをとりあげましたが、葉や実なども実用的な素敵な山椒のおはなしでした。
名称〔英語〕JapanesePapper 〔日本〕山椒
効能:新陳代謝アップ、鎮痛、冷え性
用途:肉料理などの臭みを抑える。
話題:むかしは麻酔に使ったとか。さすが、しびれる辛さです。
価格:ちょっと高い