囲碁は最も古いボードゲーム(盤とコマを使うゲーム)です。
発祥は「中国」の超古代、紀元前2500年という大昔!!
世界史の授業で歴史で習う中国文明の国は「殷(いん)王朝」。
殷王朝は2022までに確認されている、中国で一番古い王国で、紀元前17世紀から紀元前10世紀あたりまでこの地域を治めていました。
この頃は一体どういった時代だったのでしょうか。
出典:世界の歴史マップ
殷王朝は、漢字のもととなる「亀甲文字」や「祭政一致」の神権政治で有名です。
囲碁が紀元前2000年からあったとすると、もう殷王朝では囲碁が存在している、ということになります。
囲碁はもともとは占星術で使われた、という祭事的要素があったり、碁盤が漢字のデザインの元であったり、など根源的な存在でもあったりりすることを考えるとかなり趣深いと思います。
<比較>世界の年表
インダス文明やエジプト文明が続いています、その中でも殷王朝はかなりの古代だということがわかりますね。
実は、中国は殷王朝よりも前に「夏(か)王朝」があり、殷は夏を滅ぼして建てられたと言われているのです。
そして、その夏王朝よりも前にもどうやらたくさんの王国が打ち建っていたことがわかり、今でも着々と調査が進められています。
堯・舜・禹(ぎょう・しゅん・う)の王伝説
神話の時代、と言われている時代。中国の物凄い歴史の長さを感じさせてくれますね。
この中でも、「堯」が囲碁をつくりだした、といわれています。
遊びまくっている息子に国を統治するための知恵を授けるために囲碁を考案して教えたのだとか。
囲碁には「国を統治する王さま」としての要素がたくさん入っているのですね。
現代でも、経営者の方が囲碁を習ったりしています。ちょっと気になった方は囲碁の入門の扉を叩いてみて下さい。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!