【囲碁の功能】コスパと囲碁の考え方【初心者実用】

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コスパ=コストパフォーマンスとは

効率よく最大限の効果をあげる、それがコストパフォーマンスの根本的な考え方です。

改めて「COST PERFORMANCE」の定義を見てみましょう。

コストパフォーマンス、略してコスパ、CPは、あるものが持つコスト(費用)とパフォーマンス(効果)を対比させた度合い。費用対効果対費用効果ともいう。官公庁、建設コンサルタントの世界では費用便益比、もしくはB/C(ビーバイシー、benefit by cost の略)とも呼ばれている。

囲碁にでてくる「コストパフォーマンス」の考え方

囲碁も実は「効率を図るゲーム」なんです。ご存知でしょうか。

石を好きなところに置いて、「囲んで」陣地を取っていき、広さを競うのが囲碁の特徴です。
囲碁ルールが分からない初心者の方でも大丈夫。


この碁盤に布かれた碁石たちをご覧ください。

何となく、白黒両者の陣地が想像できますでしょうか。そして、どこか、こう、そこはかとなく、「違和感」があるところありませんか?

現在の黒白のお互いの想定陣地を見ると、だいたい〜で、こんな感じです↓

どうも白の方が今のところ、広いですねえ。
こうやって初期段階で石を置いていって、最後に仕上げる陣地への準備を進めていくことを「石」を「布く」と書いて、「布石」と言います。
現在、白が布石を有利に進めている、と表現したりします。


どうしてでしょうか?黒にどんな問題があるのでしょうか。
囲碁を知らない初めての方でも、黒サイドが「何だかなあ」と思う場所がありますね。


そう、こいつらです!!

他の黒石からすれば、「何やってんだあの4人は…(怒)」ぐらい考えているかもしれません

右上の隅っこにばかり、人員を配置しちゃった感じです。他の隅っこは一人で頑張っているのに四人って…
何だか実際の会社人事問題でもよくあるような気もします….
なんて。

囲碁は必ず「白黒、交互に一手づつ打つ」という決まりがあります。
いっくら右上隅が欲しいからってそこばかり打っていては、最終的にできる国の広さでは勝ちづらいでしょう。

囲碁は、石を置く「一手」で何ができたかを競う


そう、「より広い」「陣地(=国づくり)」には、常に全体を見つめながら、「一手(費用)でもらえる陣地(効果)」の良さが最重要課題と言っても過言ではありません。

囲碁は打った石それ自体は、取られない限りそこから別の場所に動きません。一つの石を置く、という手間をかけたアクション。それは「どこに置かれたのか」で意味が付与されます。

まさに「人材配置」のゲームと言えるかもしれません。

広大な古代中国の大地。どの国の王様も、みんな大きく国を観て一手を打っていたに違いありません。


古代中国より、国を統治するためのシミュレーションとして存在した囲碁。

日本に渡ってからも、平安貴族から戦国武将、現代ではスティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、歴々数々時代のつわものな方々が、囲碁をたしなんでいます。
経営者の皆さんが習っているというのもうなずけますね。

国の統治者になりきってみて、囲碁を打ってみるのも面白いかもしれません。

読んでいただいてありがとうございました!!

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    この記事を書いた人

    音楽関係と囲碁関係の仕事を長い間、続けています。
    どちらも本業、その両立は中々に大変です。仕事量と締切に追われ倒れてからは、食の方に目を向けてスパイス・カレー・発酵などを研究。
    音楽は、作曲とバンドマスター、囲碁は入門初級インストラクターと店長的マネージメント。時たまカレー屋さん。
    様々な2歳〜90歳範囲の人々と日々ふれあい学びを得て、色々な事象の「つながり」を大事にして生きています。感謝。

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